久しぶりのブログの投稿です。
2月に同居しておりました義父が他界し、諸々の用事であっという間に日が過ぎていました。
ようやく、落ち着きを取り戻しつつありますが
何せ、呉服の卸業を営んでいたこともあり、その扱いをどうするかなど、まだまだ課題はあります。(;^_^A
さて、今回のブログの内容ですが・・・
先日、サロンにお越しになったクライアントさんのセッションの内容をシェアさせて頂こうと思います。
(クライアントさんの了承は得ております)
参考になる方もいらっしゃるかと思いましたので。
コーチングのセッションを受けて頂いていた時のことです。
コーチングは質問を通じて、目標達成の行動を相手に促すのですが
この時の質問で・・・
「さらに自信(確信)を感じるために、どのようなネガティブな思い込みや思考を手放さなければなりませんか?」
という質問に対して出た思い込み(信念)が
「私は女性に好かれないタイプだと思っている。」
だったのです。
この思い込みは、なんと小学校3年生くらいからすでにあったとの事なので・・・
長期に渡ってこの思い込みがある事で、人生に何らかの影響を生み出している可能性があると思えました。
「私とは○○だ」というのは、アイデンティティーとなります。
このアイデンティティーは、とてもパワフルで、潜在意識はとてもエネルギーを使いそれを叶えようとします。
このビリーフを持っていると、女性と関わる仕事などをしている場合、ストレスを感じ、時に不必要なドラマを作り出す可能性が出てきます。
頭では、ストレスを感じる人間関係の問題など経験したいとは思っていないのですが、潜在意識はこのビリーフが「やっぱりそうだよね!」と証明するために、驚くべきリアルな現実問題を生み出します。
流石に、ビリーフチェンジが必要ということで、ここでシータヒーリングの手法を使い、置き換えを行いました。
シータヒーリングでのビリーフワークは、とても深いところにまで及びます。
「私は女性に好かれないタイプだと思っている。」
このビリーフから、さらに掘り下げていきます。
実は、始めたビリーフから、あまり関係のないようなビリーフにたどり着いたりすることが結構あります。
まるで、積木のように信念が積み重なってできています。
今回は、「私は女性に好かれないタイプだと思っている。」がスタート。
ここから、たどり着いたのは・・・
幼少期のなんと、行きたくもない幼稚園に行かなければならなかった経験が出てきたんですね。
「行きたくもない幼稚園に行かされる」とその時感じていたようです。
その時の本音「私は幼稚園になんか行きたくない!」を大好きな母親にそれを伝え行かないことを選択すると母を悲しませてしまうので、我慢したんですね。
でも、行った先の幼稚園はつまらない。
子供なのに、客観的に周囲の様子をうかがっていたそうです。
本音、本当の願いは叶えられないので、感情では慢性的に「怒り」を持つことになります。
そして、この時に「私という存在は、好きでもないことをやらされる!」とまた一つアイデンティティーを生み出していきます。
この経験から自分が自分に対して心に誓うほどのビリーフもまた生み出します。
「私は自分の好きなことをやる!」でした。
実際にコーチングのセッション中に出てきたキーワードが「好きなことをやる!」というのが何度も出てきたのですが、ご自身のモチベーションに大きな影響を与えていたのが理解できます。
一見、ポジティブなビリーフなんですが、その方は、好きなことをやるときに幸せを感じられ、好きでもないことをやることに大きなストレスを感じていました。
長年持ち続けているビリーフには、実は持ち続けるためのメリットがあります。
そのビリーフのおかげで、その方は「自分の好きな事」が分かり、集中して取り組む事ができたんですね。
ただ、もう自分の好きな事を選択しやっていくのに「好きでもない事をやらされると感じる事なく、やりたいことが分かる」ようになるのが理想です。
「私という存在は、好きでもないことをやらされる!」というビリーフの中には他者が存在しています。
これがあると、好きでもない事をやるときに、他者からやらされる感が生まれます。
日常で、無意識に生まれてしまうフラストレーションがこういった形で出ているとしたら、生産性は下がりますよね。
置き換えの言葉として
「私は他人から影響を受けることなく好きな事ができると分かっています」
を採用し、今後の人生に活かしていこうということになりました。
こういったことから、他人軸になってしまっていることって結構あります。
些細な出来事からでもビリーフは生み出されたりしますしね。
でも、何かのきっかけで気づくことができ、変えていこうと思うこと、ここがとても重要になると思います。
コーチングやシータヒーリングはそれを可能にするツールです。
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